瞬間最大稚拙

うだつの上がらない人のための就職活動日誌

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バスタ新宿4Fの待合室はいつも人が多い。まわりを見回してみると、思っていたよりもずっと幅広い年代の人が夜行バスを利用していることに驚く。6,70代の小綺麗なおばあちゃまが待合室にいると、大変だなあと思う。バスの揺れは老体には堪えるのではないか、と失礼なことを考える。

 

働きはじめたら新幹線で東京と自分の地元を行き来できるくらいのお金の余裕ができるはず、という甘い期待が今でも心のどこかにある。でもどうやら、現実はそんなに甘くなさそうだ。働き盛りの中高年も年金ぐらしの高齢者も、就活で金銭的に疲弊している学生程度には余裕がないのだろうか。それじゃああんまり夢がないじゃないか。

新幹線や飛行機に比べて高速バスの事故率は高いと言う。(と言っても事故率は非常に低く、0,1%-0,001%らしいが)命を危険にさらしながら乗っているのだ、という意識はあまりない。こうやって少しづつ命を危険にさらしていって、ある日突然宝くじに当たるくらいの確率で、ぷつんと糸が切れるように死ぬのかもしれない。

今日のバスの揺れを想像する。墓場行のゆりかごでないことをいのる。