瞬間最大稚拙

うだつの上がらない人のための就職活動日誌

ハロー

今週のお題「自己紹介」

 

ずいぶん前にバカの壁という本を読んだ。その中でも印象的だった話は「情報は変わらない。変わるのは人間のほうだ」という話だった。たとえば桜が目の前にあったとき、ある瞬間までは咲き誇るそれを美しいと思っていても、ふとしたことがきっかけで散りゆくことが想起され悲しく見えてくる。これは桜という情報が変わったのではなく、それを感じる人間のほうが変化してしまったからだ……。そういう類の話だったように思う。

そして自己紹介とは「自分という人間を情報化するプロセス」のことだ。このプロセスは人間は変化するものであり、情報は不変である、というところで矛盾するように思われる。つまり、不変的な自己を語るたび、変わりゆく自分がこぼれおちるということだ。でも、じつはこぼれおちたほうの自分が、ほんとうの自分だったりするのかもしれない。ぽろぽろとこぼれ、床に転がっているそれが、ほんとうの私だ。

ハロー、私です。今床に転がっています。