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瞬間最大稚拙

エモーションレスというあり方もアリなはずなんだ

社会適応プロセスについて

 

NASAが先日、海が地表に存在する地球に似た惑星を発見した。

 

www.nikkei.com

水があるということは、生命体が存在する可能性があるということ。

39光年先のどこかに、私たちのような生き物がいるのかもしれない。

とてもわくわくするニュースだと思う。

 

 

私はこのニュースを見たときに、すこし泣きそうになった。

「宇宙って広い、自分が悩んでいることはこの宇宙に比べたらすごくちっぽけなことなんだ」

そう思って涙が出そうになった。

宇宙に思いをはせることで、ちっぽけな自分が救われたような気がした。

こっぱずかしいポエムもどきの拙い感情だが、本当にそう思った。

 

しかし、この感情は単なる現実逃避だ。

 

少しこの感情を解体したいと思う。

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私は自分の周りのコミュニケーションの問題について悩んでいる。

 

なぜ私は人と比べてうまくいかないのか、なぜ自分勝手な性格が治らないのか、

自分とみんなでなにが違うのか、どうして社会から認められないのか、エトセトラエトセトラ。

 

自己と社会の関係性の中で悩んでいるのである。

 

しかし、宇宙に目を向けてみよう。

 

どう始まったのかも分からない宇宙。

50億年後という果てしなく遠い未来に必ず地球は滅亡し、

39光年というとてつもない距離の先には地球外生命体の可能性がある。

 

社会というスケールにはとてもおさまらない時間、距離にある「なにか」。

 私はこんなにも社会の中で苦しんでいる。しかし一方で、宇宙には社会の外におさまらない「なにか」があるのである。

 

私が宇宙に思いをはせ、その壮大さに涙を流すのは、

「ぜったいに社会という枠の中にはおさまらない(いごこちのよさそうな)世界」がそこに広がっているからである。

すなわち、社会から逃避するためである。

 

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私はこれらの問題の根本原因を「自己と社会の分離が適切におこなわれていないから」だと結論付けた。

 

「自己と社会の適切な分離」とは、一般的な社会のルールを受け入れ、自分の存在を社会の中の一部として捉えつつも、一方で社会のルールとは異なる自分のルールを言語化し受容するプロセスのことだ。

 

簡単に自分を俯瞰してみる力、メタ認知と言いかえることも出来るかもしれない。

 

このプロセスは大きく4つの段階を経ることによって完成する。

 

  • 社会のルールと自分のルールが違うことを知る(衝突)
  •  社会のルールについて理解する。(学習と一般的な社会の視点の獲得)
  • 社会のルールに対して自分のルールがどのように違うかを言語化し、自分のルールが社会の中ではどのように評価されるかを知る。(自立と客観視の獲得)

  • 社会のルールに対する知識と獲得した客観的な視点を活かして、社会のルールと自分のルールに上手く折り合いをつけながら行動する。(自立心と協調性のある人間の爆誕)

 

とてもすばらしい定型発達者が完成しましたね。おめでとうございます。

 

 

それはそれとして、私はこれらのいずれかの段階でつまづいているため、生きづらさを感じている。

じっさいこれらのプロセスのどこかでつまづいた人間というのは、社会を生きる上で非

常にしんどいのである。